日本酒が広まらない理由
ゆうたろです。
僕は日本酒が大好きです。
どれくらい好きかというと吉岡里帆より好きです。
多分ガッキーより好きなんじゃないかな。
ぞうさん、キリンさんなんて相手にできないレベル。
マニアレベルでは到底ないですが、会社でも、友達の間でもそこそこ詳しい方です。
日本酒が好きだと、上のおっちゃんやお姉様とのコミュニケーションツールにもなりますし、若い子達の中に日本酒に興味がある人を発見したら、色々なお店に連れて行き、少し多めに払ってあげることで多少株が上がります(笑)
個人的な私調べだと、最近は女性の方が日本酒に対して積極的な印象があります。
まあ株は上がれどモテることはないんだけどさ
ふふ
日本酒は安い値段で美味しいものが飲める印象があります。
だって、プレミアムが付いちゃうけど、十四代本丸の定価なんて一升瓶で2500円いかないですからね。雅山流の香華だってそれ位の値段で同じくらいのクオリティあるし。
ただ、そんな美味しい日本酒があるにも関わらず若者の日本酒離れとかニュース等で聞こえてくるわけですが(周りを見るとそんなことないような気もするけど。飲み放題の店も増えてきたし)、昔から飲んでる僕でさえちょっと微妙だなあと思うようなことが増えてきました。
全体的な質という面では、この10年すごい上がってると思いますし、酒造様の努力で安くて美味しいお酒も増えてきたと思います。ありがたやー
でも、一方で
①甘いお酒が増えてきた
②マニアックなお酒が増えてきた
ことによるマイナス面もあるんじゃないかなあと思います。
甘い酒が増えてきた
辛口とは何ぞやとはよく言われるし、感じ方も人それぞれなのかもしれませんが、
甘口の酒というのはなんとなく想像がつくのかなと。
まあそもそも辛口って頼んで嫌な顔されるのは意味が分からないし、プロでないと思うのだけど、それはまた言うとして。
日本酒って、一応それだけで飲むのも良いけど、おかずに合わせるじゃないですか。
でも甘い酒が増えるとお酒に合わせづらくなるんだよね。
居酒屋で適当に頼んでも全然合わないみたいな。
そうすると一杯で飽きてしまう。てか口の中がもう日本酒じゃなくて良いとなることが最近多いんすよ。
世界に羽ばたかそうと思ったら、もうちょっと幅があっても良い気もするな。
マニアックなお酒が増えてきた。
ホントね、これ。日本酒が本当に好きな人や、日本酒をメインに扱っている居酒屋、酒屋はうれしいことだと思うし、他の人と差別化できるのでメリットはあります。
でも、日本酒を広めるためにはこれは止めた方がいいと思う。
一般人は、日本酒のブランド名だけしか覚えないのよ。十四代とか、而今とか。
十四代本丸でさえ、怪しい。
而今なんて、漢文で読まない字のやつなんだっけ?という思い出し方の人とかいると思うんもん絶対。
そんななか、一杯いろんな種類があっても分からないし、思い出せないし、当然毎年同じ米と精米歩合と酵母で同じ物ができるとは限らないけど、同じもの飲みたくても飲めないし。どんどん一般消費者からは離れて行っている気がする。
マニアが語ればより周りは引いていくのでね。
やっぱ、限定があるのも良いけど、レギュラー酒はこれ!という酒造と酒屋と居酒屋の伝え方も大事な気がする。
日本酒は世界に羽ばたけるお酒だと思うし、細かく自慢できることも嬉しいけど、一番は皆が美味しく飲めることだよね。
やべえ、真面目に書いてしまった。
やっぱ、吉岡里帆より好きだな。